皇蔻酒庄(Huangkou Winery)

訪問日時:2026年7月

中国神話を由来としたワイナリー名

賀蘭山東麓の皇蔻(ホワンコウ)ワイナリーを訪問しました。日本では馴染みがない名前ですが、中国神話の中で天界の皇帝が地上の農耕を助けるために送った仙草に由来します。天から授けられた植物(ブドウの木)を地上でしっかりと育て、その恵みでワインを造るというストーリーに繋がっています。

董事長の謝氏に出迎えていただきワイナリーをご案内いただきました。

歴史とテロワール

葡萄栽培は試験的に開始されてから約20年。ワイナリー自体の歴史はまだ10年程度ですが生産面での経験の蓄積は深いです。

テロワールの大きな特徴として、賀蘭山(山脈)の切れ目の風谷と呼ばれる地域に位置し、強い風が吹き込みます。この風は病害虫の減少、乾燥維持、霜害の防止につながります。
土壌は賀蘭山から流れてきた堆積物による砂礫質です。石灰質が混じり葡萄栽培に適しています。

広大な葡萄畑と主な品種

葡萄畑は約2000亩(130ヘクタール)
主な品種はマルスラン、プティシラー、マルベック、シャルドネ、プチマンサンです。

研究を続ける醸造・熟成

1トンから30トンの多様なタンクを保有しています。木樽はフランスオークが多く使用されています。
Oak Stavesシステムもオーストラリアから輸入され一部使用しています。

テイスティングワイン

まだ瓶詰めをしていないワインを含めて5種類テイスティングさせていただきました。プティシラー、マルベック、マルスラン、プティマンサンの半甘口、貴腐ワインです。

Edited by 新井達也
JSA公認ワインエキスパート
Vin Euphony代表

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